動植物保護の基礎知識

希少な野生生物の保護


世界では数多くの野生生物が、開発や人が持ち込んだ外来生物、乱獲、地球温暖化などにより、絶滅の危機に瀕しています。

IUCN(国際自然保護 連合)がまとめた、「レッドリスト」には、絶滅のおそれの高い種として、約2万種の動植物ががリストアップされています。

多くの生物が絶滅の縁に

トラ、アフリカゾウ、クロサイ、ジャイアントパンダ...いま、世界では、数多くの多様な野生動物が、絶滅の危機に追い込まれています。

地球上のどの地域で、どのような問題が起こり、どのような要因が野生生物を追い込んでいるのか。
その実態を正確に知ることは、簡単なことではありません。
自然の中でくらす生きものたちの姿を、確実に捉え、理解することなどできない以上、どれほど研究者が努力をしても、完全には知り得ないことなのかもしれません。

しかし、私たちが知り得る限られた情報からだけでも、すでに多くの野生生物が減少し、今もその危機の度合いを高めていることは明らかです。

2012年にIUCN(国際自然保護連合)がまとめた、「レッドリスト」には、絶滅のおそれの高い種として、10,820種の野生動物と、9,390種の植物がリストアップされました。

これはそのまま、今の地球環境が置かれている、深刻な危機の現状を物語る一面にほかなりません。

2014年2月時点のIUCNレッドリストに掲載された、絶滅のおそれの高い種の数
分類 CR:近絶滅種 EN:絶滅危惧種 VU:危急種 合計
動物 哺乳類 196 447 500 1,143
鳥類 198 397 713 1,308
爬虫類 164 329 386 879
両生類 520 783 647 1,950
魚類 413 530 1,167 2,110
無脊椎動物 832 957 2033

3,822

動物合計 2,323 3,443 5,446 11,212
植物 1,957 3,006 5,102 10,065
その他   9
全ての合計種数   21,286

めざすべき野生生物の保護活動

現在、動植物合わせて約2万種が、危機にさらされています。
いまだその危機が明らかになっていない生物もたくさんいると見られていますから、今後、この数字はさらに大きくなってゆくことでしょう。

野生生物たちが生きられなくなってしまう、そんな環境の中で、私たち人類は無事に生きていくことができるでしょうか? 絶滅の危機にある 多くの野生生物たちが語る、この地球という星の自然を脅かすさまざまな環境問題。

それはそのまま、 私たち人類自身にふりかかってくる問題です。

動物を単なる愛護や愛玩の対象として見るのではなく、その危機の根源にある、より大きな問題に、私たちは目を向けてゆかねばなりません。

 [出典:WWFジャパン http://wwf.or.jp]


お問い合わせについて

電話番号03-3737-5066  FAX050-3737-0895
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。 →メールでのお問い合わせ

▲ページトップに戻る